マンガ「ハイスコアガール」読了

ハイスコアガールはアニメから興味を持ってマンガも読みはじめ、
先日発売された10巻、最終巻を読了しました。

この作品は90年代でゲームセンターに通う男女を描いたラブコメ。
ゲームセンターが話の軸ではあるけれど
実際のところはほとんどラブコメがメインで、
ゲームのことを知らなくても楽しめると思う。
 ラブコメ要素がとにかく初々しく、めちゃくちゃ甘酸っぱくて良い。
読んでいると胸が締め付けられるような感覚を抱いたし、
子供が精いっぱい恋愛をしたらこんな感じなのかなと
思わせられる良さを感じました。


作品の肝はヒロインが一切しゃべらないことだと思う。
野暮ったいベタな展開がけっこうあったりはするものの、
ヒロインが喋らないから逆に場が持つし、喋らないことでベタに感じさせない。
喋らないから、読んでいる側が感情を想像したり、妄想したりすることが出来て
おもしろくなっているのだと思う。
昔のゲームを取り巻く環境が題材なだけにか、
余計なことを喋らない、むしろ何も喋らない、
そんな昔のゲームのような良さがある作品だと感じました。

最終巻の感想(ややネタバレあり)

さて最終巻の感想なのですが、
完結して良かったなと思う反面、新しい展開があまり無く、
後半になって、いるのかいらないのか分からない新キャラが増えた意味も
最後まで感じさせなかったので、なんだか後半の話自体に蛇足感を感じました。
個人的な最終巻を読む前の想像では、
前述した新キャラがわざわざ追加されたくらいなので、
そのキャラが混乱した場を最後にまとめる形で終わるのかなと想像していたので、
特に何かが起こることのない内容だったのはちょっと消化不良。
なので、後半の話はほとんどいらなかったのではないかと感じました。

とは言え全10巻中1~6巻くらいまでは
本当にめちゃくちゃおもしろくて、最高に甘酸っぱい素晴らしい作品でした。
後半の印象はあまりパッとしませんでしたが、要所では良いところもあったし、
最初から通して読めば印象も違うかもしれないので、
また忘れたころにもう一度読み返してみたいです。

終わりに


もし読まれる機会があれば、
1~10巻までのうち、1~5巻は2種類あるので注意。
新装版は「CONTINUE」と表記されていて、内容が少し改変されていて違う。
大抵、こういうのは改変前がおもしろかったりするのですが、
ハイスコアガールに限っては「CONTINUE」版の方が、
話にまとまりがあっておすすめ。