牛丼3店舗食べ比べ

街を歩いていたら、吉野家、すき屋、松屋が、
近くに密集している場所があったので、
せっかくだから・・と思い、好奇心がうずいたので
それぞれ牛丼(並)を食べて味の違いを確かめてみました。
食べた順に、それぞれ僕が感じた良いところを書いてみます。

すき家

味が濃いめでハッキリとした味わい。大味が好きな人には良いと思う。
ただ良くも悪くも特徴がなく、他2店を食べた後でまた確信しましたが、
味は濃いだけで特徴があまりない印象。
バリエーションが豊富な店なので、色んな食べ方をすることで
特徴のない味を変化させることで楽しませているのかなと思いました。
もしかしたら、元々好き嫌いの出づらい味を提供しつつ、
バリエーションで特徴を出すというコンセプトで経営しているのかもしれません。
なので、すき家で食べるならば、
チーズ牛丼などちょっと変わった牛丼を楽しむのが良いと思う。

食べていて思ったのは、今回行った店舗が特に良かったのかもしれませんが、
接客がとても丁寧で、厨房の中からも「いらっしゃいませ」と
聞こえてくるのは好印象。
牛丼を待っている間も「ご注文はお伺いしていますか?」と、
すかさず気にかけてくれていたので、よく教育されてるなと。

吉野家

味付けは他の2つと比べて薄め。しかし紅生姜との相性がとても良い味わいで、
七味をかけても良い具合に味が乗る。
それで思ったのは、どの牛丼屋に行っても七味や紅生姜はあることだし、
紅生姜や七味をかけて食べるのが牛丼のスタンダードなのかなと思う。
そういった意味で考えると、吉野家の牛丼は、
最も牛丼らしい牛丼で、肉や汁の旨味だけで味わいを整えているのではなく、
丼としての総合力で勝負しているバランスの味なのかなと、
今回他と味を比較して思った。
他の牛丼が濃い味で第一印象を強くしてくるのに対して、
吉野家の牛丼ははじめの印象はそうでもないのだけど、
紅生姜や七味を乗せてからの味の伸びが大きいのには関心させられました。

そういうバランスの良い味わいに加えて、
温かい緑茶を出してくれるのはポイントが高い。
牛丼らしい牛丼を味わってもらいつつ、
さっぱりと食べ終えてもらいたいという意図が伝わる。
なので若者ががっついて食べる牛丼というよりは、
少し落ち着いた人が食べるのに適した牛丼なのではないかと思う。

ただ店内で魚を取り扱っているみたいで、
魚介の匂いが店内に充満していたのはけっこう残念。
個人的に魚介の匂いがとても苦手だというのが一番の理由だけれど、
多くのお客さんにとっても、
牛丼屋の匂いにそれを求めていないのでは?とも思ったりします。

松屋

正確に言うと松屋の場合は牛丼ではなく牛めし。
ただまぁ実質牛丼だと思うので牛丼として話を進めますが、
味の傾向はすき家と同じく濃い目の味付け。
それでいて肉に脂身が多い印象で、良くも悪くも人を選ぶのではと。
ただ個人的に丼を食べるという意味では、
濃い味付けで脂身も多めだと、飯のすすむスピードが全然違って。
直感的には3店の中で、一番ここが美味しいと感じました。

ただ元々の味の傾向と紅生姜の味の傾向がやや似通っているように感じます。
なので、吉野家のように後から紅生姜や七味をかけて完成する味ではなく、
最初に出された段階で既に完成している味なのかなと。
後からもし味を変えるのであれば、七味をかけるだけで良くて、
松屋では紅生姜はいらないかなーと僕は感じます。

また価格の話をすると3店の中でここが一番安く、
地域によって価格は多少変わるのかもしれませんが、
吉野家 380円
すき屋 350円
松屋  320円 でした。

それなのに味噌汁がサービスでついてくるという太っ腹ぶり。
丼だけ食べるのと、味噌汁も一緒に食べるのとでは、
満足感が全然違うと3つ食べてみてより感じました。

まとめ

・すき家で牛丼を食べるのであれば
牛丼から派生したオリジナルメニューを頼む方が良さそう。

・吉野家は紅生姜と七味も堪能して真の"牛丼"を味わい、
寿司でも食べるかのような感覚でお茶で口を整えつつ、
紳士が食べる牛丼のような感覚で食べるのが良さそう。

・牛丼で肉を勢いよく食べたいなら松屋が良い。
味噌汁もついていて満足感もとても高い。