フォトリアルなゲームに思うこと

フォトリアルな映像表現のゲームが好みではないなと最近感じています。
全てが全て好みじゃないわけではないので、正確には好みではないことが多い。
見た目の表現としてはフォトリアルでも全然良いと思うのですが、
それがゲームとなると話は別で、どうにもフォトリアルな映像のゲームは
ゲームとして粗探しをしてしまうことが多くて好きではありません。

例えば、
・ドアがあるのに開けることが出来ない、またはドアノブに干渉することが出来ない。
・登れそうな段差があるのに登り降りをすることが出来ない。
・道があってもゲーム側の都合で通ることが出来ない。
・現実であれば簡単に壊れそうな物がなぜか壊れない。
・顔と性格と服装が一致しない。(日本のゲームに多い印象)
・手に持ちたい物もゲーム側の都合で選ばれた物しか持てない。
・坂道を登っているのに平地と同じ動きとスピード。

あくまで一例ですが、こういった普通に生きていれば出来そうなことが出来なかったり、
普通に生きていれば出来ないことが出来たりするのは、
ゲームの見た目がフォトリアルであればあるほど不自然となり、
ゲームの内容がリアルで何でも出来そうなゲームであればあるほど不自然に感じる。
見た目はリアルを追求しているのは分かるのですが、
そうなってくると結局(むしろ余計に)リアルじゃないゲームだなと感じます。

◆一方でフォトリアルな表現ではないゲーム。
例えばアニメ調であったり、イラスト風であったり。
そういったゲームで遊ぶ方が僕は好みなのですが、丁寧に作られたそういったゲームは、
出来ることが限られているのが見た目からも分りやすかったりするので、
現実的に見てリアルではないけれど、その作品の中でのリアルさはあったりすると思う。
 例えば、登れそうな段差が登れなくとも、
登れないというルールが統一されていればその世界の中では自然なこととなります。
フォトリアルな人間がちょっとした段差を登れないのは不自然極まりないですが、
登れないルールが統一されている世界で、
主人公がかわいい猫でとことこ歩くようなゲームであれば、別に違和感はないはずです。
そういった違和感を全く感じさせないようなゲームの方が、
異世界の中でのリアリティは追求されていると僕は感じていて、
作品に没入すればするほどリアルな作品だなと感じます。


前述したようにフォトリアルの作品でも好みの作品はあるのですが、
それがどういった作品かというと、今のところすべてアドベンチャーゲームです。
アクションアドベンチャーではなくて、
決断を選択したり、調べ物をひたすらするようなアドベンチャー。
アドベンチャーゲームはゲームの操作で出来ることが限られすぎているので、
あれも出来ない、これも出来ないとなるのは言わば当たり前のことなので、
不自然さが遊びのルールによって解消されています。
なので僕の基準では、フォトリアルなゲームを遊ぶのであればアドベンチャーがおすすめ。

けどまぁ固定概念は良くないので、フォトリアルのアドベンチャー以外でも、
全てが自然に作られたような作品もあるかもしれないので、
そこは色々と注目していきたいです。