桜井さんの言うコックについて

桜井政博さんによる、ゲームのおもしろさの秘訣を語った記事を先日読みました。

文章の書き方や話の見せ方がすごく上手くて、
もはやそこに感動してしまったので是非興味のある方には読んでもらいたいですが、
興味のない方に簡単に説明しますと、
桜井さん曰くゲームのおもしろさとは、「リスクとリターンによるかけひき」であると。
それについて様々な有名なタイトルを例に出して、
そのタイトルではリスクリターンがどうなっているかという解説をされていました。
 リスクとリターンは、例えば野球であればバッターがヒットを打ってランナーとなった場合、
盗塁で次の塁を狙うのはアウトとなるリスクもあるので危険だけど、
成功すれば次の得点を得られるチャンスが増える大きなリターンとなります。
こういう風に、リスクとリターンのあるゲームはおもしろいよね という感じ。
 個人的には、そういうリスクリターンを度外視した新しい体験の出来る物を僕は欲しているので
桜井さんはゲームづくりの基礎を紹介しているのだなーくらいの認識だったのですが、
今回の記事では、1文だけとても身が引き締まる箇所があったのでそれを紹介してみようかと。



これは自分も含めて身の回りの人にも、
評価や評判の高いものを大した根拠も理屈もなく感覚で腐す人がけっこういますが、
たしかに威張れたものではないし、恥ずかしいことなのだなということが
痛いほどよく分かる良い表現だなと思いました。
上の文章を読むと、味オンチでもゲーム作らないからいいやと思う人もいるかもしれませんが、
楽しいとされるものを楽しいと思えないような感性だと、
共感することも出来ないし、楽しめないし、楽しいと思ってもらえる物を作ることも出来ません。
物を作れないというのは、クリエイティブな物はもちろんそうですが、
日常の会話も含めてだと僕は思うので、けっこう日常的。

分かりやすい表現でとても参考になったので、
今後は僕自身も楽しいとされていることを楽しいと感じられなかったら、
感覚を修正する機会にしたいです。