カメラを買って思うこと。後編

テレビ番組で、写真を撮ることについて、
毒舌を売りにしている芸人さん二人がそれぞれ別の番組で、
端的に言うと、空を撮ることは芸がないというようなことを言っていらした。
空のほかにも、小動物などなども。
ぼく自身も写真を使って何らかの表現をするのであれば、
人とは違う表現をしていく方が良いと思いますので、
大勢の人たちが撮る「空」というものはまず避けるものだろうと思っていました。

しかし自分がいざ素人ながらでも写真を撮り始めてみると、
街を歩いていてカメラを持っていたとしても、
空くらいしか撮るものがないのです。
というのは良い風景や魅力的な人を見つけたとしても、
見ず知らずの人が写りこんで良いのか・・・?とか、
見ず知らずの人の家を撮ってしまうのは何かの法律に違反するのでは・・・?など、
そういうことを気にし始めてしまうと、撮るものがかなり限られてくる。
 法律を詳しく知っていれば、もしかしたらば僕がダメと思っているものでも
撮っても問題のないものとして判断されるものもあるかもしれませんが、
専門分野の調べないと分からないようなことは、
他人も知らないことの方が多いと思いますので、争いを避けるのであれば、
僕が最初から分からなかったことは初めから避けるべきだろうと思います。

結局のところ、当たり障りないものしか撮ることができなくなるため、
やはり空や電柱や何かのアップなど、場所を特定し辛い風景が中心になってしまうし、
建物にしてもお店や公共の施設が中心になってしまいます。
身近な動物などを撮るのもテレビでは否定的に言われていたけれど、
そういうものを撮るのは極自然だろうと。(テレビの内容自体はおもしろかったです)
 とは言え、制限された風景をただ撮っているだけではおもしろみがないので、
写真を撮るときは、自分なりに何かひねりは入れておきたいなと思います。
そのひねりが、ちゃんとひねれているかどうかは、
見る人の評価しだいだと思いますが、こだわっておきたいところ。