便利ボタン

スーパーファミコンのドラゴンクエスト5には、
便利ボタンというものが存在しました。平たく言うとXボタン。
概要をウィキペディアから引用すると、
―会話(はなす)・扉開け(とびら)・調査(しらべる)のうち
適切なものがボタンを1回押すだけで実行される―
といったもので、これより以前は一度決定ボタンを押したのち、
更に任意の行動のボタンを押す必要があったので、
このボタンは正に「便利ボタン」だったと思う。

この便利感が今となっては懐かしい。
もはや当たり前すぎて、これを「便利」と呼ぶ感性は遥か昔に無くなっているし、
こういうボタンの呼び名があったということ自体、
きっと多くの人は記憶から消えてしまっていると思うので、
なんとなくこの「便利ボタン」という存在は、
例えば鉄腕アトムやドラえもん等で描かれた未来のイメージ、
今となってはレトロフューチャーとなった未来イメージに近いものを、
感じさせてくれるものになりつつある気がする。

少なくともドラクエをプレイするユーザーにとっては、
便利ボタンには感動がつまっていたはず。たぶん。